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TOP MESSAGE
ゼロからの挑戦
代表取締役会長 加藤 光久プロジェクト
カーボンニュートラル社会
実現にむけてエネルギー
システムの変革に挑む
サステナブルな
循環型モビリティ社会を実現する
次世代を担う
モノづくりのカタチをつくる
ヒトが幸せを感じる空間を
デザインする
次の世代につなげるこれからの
モビリティを創造する
「時流に先んじ」
ブレイクスルーを生み出す
コア技術領域
ゼロからの挑戦
代表取締役会長 加藤 光久研究は、中央研究所という組織がやっているわけではありません。
人が研究をしているのです。
1960年、モータリゼーションの時代を迎えてトヨタグループ各社が自動車製造に邁進する一方、先人のリーダーたちは、このまま自動車製造に突き進んでいるだけではいけないのではないか、という危機感を抱きながら、将来について真剣に議論してきました。そういった強い想いの結集として、「当面の開発にとらわれず、将来の事業に繋がるような遠大な研究をする研究所を創ろう」ということで、豊田中央研究所が設立されました。地球規模での変革期を迎えている今、私たちはもう一度この設立の原点に立ち返らなければならないと思っています。
当社はこの原点に立ち返り、役割を再び明確にし、変化していかなければなりません。トヨタグループにおける中央研究所として、「これから先の技術の方向」について、自動車の枠の中で考えるのではなく、次の事業、新しいタネ、そういうことにジャンルを問わず先回りして研究していくことが大切だと思っています。研究は、世の中から賛同されるものでなければ定着しませんし、独りよがりでもいけません。私たちの研究は、「世のため、人のため」、「利便性が良くなるか」、「社会が良くなるのか」という視点に立って考えていかなければならないと考えています。
優れた研究を成し遂げていくには、やはり“人材”が一番大切だと考えています。皆が「活き活きと、はつらつと、目標をもって研究に立ち向かう」、そして「研究所はしっかりとサポートする」、さらには「元気よく仕事ができて、失敗も許される」、そういう気風が脈々と引き継がれる企業文化の醸成が何より大切だと思います。研究は、中央研究所という組織がやっているわけではありません。人が研究をしているのですから。
当社を含め、トヨタグループ全体で共有すべき想いは、「障子を開けてみよ、外は広いぞ(佐吉翁)」、「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし(豊田綱領)」に全てが込められているのではないかと思います。これらの言葉は、時代が変わっても決して色あせることがありません。私たちひとり一人が、この言葉をしっかり噛みしめて、「我々がやらなくて誰がやる」という意気込みで何事にも取り組んでいきたいと思います。
プロフィール
好きな言葉
“決して行う”
「これをやる」と決めるに至るにはもの凄い覚悟が背景にはある。「これで行こう」と決めたら、迷うことなく真剣に突き進むという意味の言葉です。
“計画は緻密に”、“準備は周到に”、“行動(実行)は迅速に”
研究の場合は似たところもありますが、フェーズによっては準備を周到にやっている暇はないかも知れないですかね。
好きなスポーツ
相撲観戦
「巨人・大鵬・卵焼き」の時代を過ごしてきましたから、もともと相撲を見るのが好きでした。詳しい人から解説を受けたりして、国技館で相撲の醍醐味を教わったこともあり、新たな視点も加わってより楽しめるようになりました。やはり何と言っても「国技」ですから、相撲には日本の伝統を感じることができる魅力があります。