太陽光を利用してCO_{2}と水のみから有機物を得る人工光合成は、排出されたCO_{2}を光エネルギーにより再び利活用可能な物質に変換する技術です。私たちは、常温・常圧の電解液に溶かしたCO_{2}から有機物であるギ酸を連続合成する人工光合成技術を確立し、1メートル角サイズの大型実証セルにて、このクラスで世界最高の太陽光変換効率10.5%を達成しました。この実証セルは、当社オリジナルの触媒材料を含む電気化学リアクタ―と結晶シリコン太陽電池から成り、電子や電解液の流れを最適化することで大型化と高効率を両立しました。
人工光合成の反応のしくみ(上) 1メートル角の電極と人工光合成反応の様子(泡は発生した酸素)(下)