効率の高いエネルギー変換材料の創成や異種材料・異種物質の接着接合などへの応用を目指し、物質の界面や表面で生じる反応の制御や、物質構造の設計、反応場の解析などさまざまな要素技術の開発に取り組んでいます。その一例として、私たちはナノ粒子の高い活性に着目し、ナノ粒子を電解紡糸の表面上にスパッタリングすることで、直径1~3 nmのルチル型IrO_{2}結晶クラスターを結晶ドメイン境界で連結した自立型の担体レス繊維触媒として形成する手法を確立しました(NUNO; Nano particles United Non-woven-Object)。粒子間に間隙が形成されることで広い触媒反応面を有することから、材料の使用量を抑えながら高い活性をもつ水電解触媒などへの応用が期待されます。
Reproduced from J. Mater. Chem. A, 2020, 8, 25061(DOI: 10.1039/d0ta07707k) with permission from the Royal Society of Chemistry.
試作したナノ構造触媒材料のSEM画像
(粒子間に生じる間隙により広表面積化を実現)