常に変化を求められ、
任せてもらえるから、
若手にもチャンスがある。

当研究所の所員は、8割以上が研究職ですが、私たち事務系総合職も、世界トップの研究所運営を目指して日々奮闘しています。自分も会社を運営している一員だという当事者意識を持って仕事ができるのは、常に新しい視点で考えることを期待され、アイデアを採用してもらえる環境のおかげです。「今まで通りにやる必要はないよ」と常日頃から変化を求められ、さまざまな経験をさせてもらっています。
今年、私が所属する採用・人材育成グループでは、新卒者採用の選考方法を大きく変えました。従来のやり方から新しい方法へ移行するには、さまざまな課題を洗い出し、アイデアを具体化していく必要があります。実際の選考を進行しながら同時進行で新しい選考方法をつくっていったので大変なことも多くありましたが、先輩方と議論を重ね、協力して実現することができました。
当研究所では、若手社員も声を上げやすい環境があり、私の意見を取り入れてもらう機会がたくさんありました。戦力として認めてもらっていると感じられて、嬉しかったです。もちろんプレッシャーもありますが、基本的にはおおらかで落ち着いた社風なので、「失敗してもいいからやってみよう」と、若手のチャレンジを応援してもらえている安心感があります。

日本のモノづくりに
貢献したいという
気持ちが原点。

大学時代にアメリカへ留学した時、どこへ出掛けてもトヨタ車を見掛けました。性能や品質が国境を越えて認められているのだと、日本人として誇らしい気持ちになりました。当研究所を志望したのは、研究での貢献は難しいとはいえ、私にも日本のモノづくりに役立てるチャンスがあるのではないかと考えたからです。
2014年に入社してから、ずっと人事・採用に関わり、経験を積んできましたが、その内容はさまざまです。留学経験が見込まれて、外国人採用時の本人とのやりとりを任されたり、外国人の従業員から問合せをいただき、手続きなどのお手伝いをしたりすることも少なくありません。仕事で英語を使う機会は少ないだろうと思っていましたが、自分の強みを活かすことができる機会があると、やはり嬉しいですね。
事務系総合職は、一つの業務だけに専念するのではなく、様々な業務で活躍できるゼネラリストになることが求められます。新しい仕事に関われば、新しい知識が必要です。私の場合は特に、法律についての知識不足を実感しています。勉強すればするほど、わからないことが増えていくので、学生時代より、「勉強しなければ!」 という気持ちは強いかもしれません。
研究所全体の方針でも、幅広い知識やスキルを身に付けることが推奨されており、いろんな経験を積んでみたいという人にはやりがいのある仕事だと思います。

研究者とともに考える、
これからの豊田中央研究所。

私にとって研究者の皆さんは、いっしょにより良い研究環境をつくっていく仲間です。採用業務は多くの研究者の皆さんの協力をいただいて進めているので、若手からマネージャーまで、様々な方とお話をさせていただく機会があり、とても勉強になります。皆さんがどんな研究をしているのか、できる限り理解して仕事を進めることが重要だと考えています。
また、当研究所には、ダイバーシティ推進室という部署があります。活動の一環として、「働きやすい環境による成果の向上」をテーマに、職種や年次・性別を問わずに議論できる場が設けられました。普段の業務を離れて会社の制度について考える機会になり、研究者の方々とも深い議論を重ねるという貴重な経験ができました。現在は、制度化に向けた取り組みが進行中です。
豊田中央研究所は、世界でも最先端の企業研究所であり、支える事務系総合職も、一流でありたいという認識は欠かせません。まだまだ経験が浅く、勉強の日々ですが、今後は現在の部署から離れて、違う仕事にもトライしてみたいです。どのような経験も、将来の研究所に必要とされることに必ずつながり、無駄になることはないと考えているからです。

ある日のスケジュール

採用活動期間は、合同説明会や単独説明会の開催が続き、全国を飛び回る。パンフレット・WEBサイトなど広報媒体の制作や選考の企画と同時進行で行うため、限られた時間の中、チームで協力して効率よく仕事を進めることが重要になる。

※記事の内容は取材当時のものです。

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