エネルギー効率の高い移動を実現するための都市全体の交通流の制御や、軽量でも強度の高い車両・部品の構造設計など、従来の計算機では膨大な計算時間を要するため実用化が困難であった大規模な最適化・設計問題において量子コンピュータの活用が期待されています。モビリティ分野における活用の一例として、信号制御の最適化問題をイジングモデルによるエネルギー最小化問題に帰着することで、広域道路網を模した2500基の信号制御を量子コンピュータによって高速かつ高効率に計算できることを示しました。私たちは将来のモノづくりや社会課題解決を目指した応用研究と基盤アルゴリズム構築の両面から量子コンピュータを活用した取り組みを行っています。

イジングモデル(量子アルゴリズム)による信号制御の最適化