当社の論文がAdvanced Functional Materials に掲載
当社の手塚裕之がBrigham and Women‘s Hospitalの客員研究員として行った「バイオハイブリッド・ロボット」に関する論文が、Advanced Functional Materialsに掲載されました。
人に寄り添うヒューマン・マシン・インターフェースの実現に向けて、生物の感覚能力やしなやかさをロボットや電子デバイスに取り入れる研究が注目されています。本研究では、iPS細胞から3Dプリンタで作られた筋肉に、ワイヤレスデバイスを融合することで、無線給電によって動きを制御するバイオハイブリッド・ロボットを初めて開発しました。本手法は、さまざまな場面で活用できる、人にやさしくインタラクティブなヒューマン・マシン・インターフェースの実現に向けて、より複雑な電子デバイスを統合したバイオハイブリッド・システムの構築に貢献することが期待されます。
また、本研究のイラストが雑誌の表紙の一つに使われています。
https://doi.org/10.1002/adfm.202270176
著者: Tetsuka, H., Pirrami, L., Wang, T., Demarchi, D., Shin, SR.
掲載誌: Advanced Functional Materials
掲載日: 2022年8月1日
https://doi.org/10.1002/adfm.202202674