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当社の論文がNature Electronicsに掲載

当社の尾崎貴志らによる「電磁波無線送電により飛行する昆虫スケール羽ばたきロボット」に関する論文が、Nature Electronicsに掲載されました。

超小型の飛翔ロボットは、コミュニケーションデバイスや環境センシング、災害地での探索活動などへの応用が期待されます。しかし、軽量かつ高出力の電池がないため、長時間の飛行は困難でした。本研究では、電磁波を用いた遠隔無線送電によって、電池レスで飛べる昆虫スケールの羽ばたき飛翔ロボットを開発しました。本ロボットの総重量はわずか1.8gであり、電磁波送電型飛翔ロボットとしてはこれまでより25倍以上軽い、世界最軽量の機体です。

なお、Nature Electronicsの11月号の表紙には、本ロボットの画像が使用されています。
https://www.nature.com/natelectron/

タイトル:A Wireless Radiofrequency-powered Insect-scale Flapping-wing Aerial Vehicle
著者:Takashi Ozaki, Norikazu Ota, Tomohiko Jinbo and Kanae Hamaguchi
掲載誌:Nature Electronics
掲載日:2021年11月26日
https://doi.org/10.1038/s41928-021-00669-8

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