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当社の論文がApplied Energyに掲載

当社の佐山勝悟と山本征治が行った「CO2メタン化の高効率化実証」に関する論文が、Applied Energy に掲載されました。

工場の燃焼炉などから排出されるCO2を再資源化する技術として、CO2メタン化(メタネーション)が注目されています。当社では、再エネ由来のH2を用いてCO2をメタン(都市ガス主成分)へ変換するシステムを研究しており、今回、200kPa・Gの低圧で、余剰熱の70%以上を回収しながら、99%以上のメタン化率(CO2→CH4変換率)を実現しました。他の研究でも高い変換率が報告されていますが、本研究ではH2分割供給による反応制御と熱媒体分配による冷却制御により、変換プロセスのエネルギー効率に寄与する、低反応圧と高い熱回収率を両立させることに成功しました。本成果は工場CO2排出ゼロ実現へ貢献することが期待されます。

タイトル: A 6-kW Thermally Self-sustained Two-stage CO2 Methanation Reactor: Design and Experimental Evaluation of Steady-state Performance Under Full-load Conditions
著者: Sayama, S., Yamamoto, S.
掲載誌: Applied Energy
掲載日: 2022年9月5日
https://doi.org/10.1016/j.apenergy.2022.119773

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