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当社の論文がScientific Reportsに掲載

当社の松山崇らが東北大学および岩手医科大学と共同で行った「背景因子とAIS得点を考慮したCES-D陽性の推定有病率の可視化」に関する論文が Scientific Reports に掲載されました。

性別や年齢、生活スタイルといった対象者の背景要因によって検査の陽性的中率(本当に病気が見つかる確率)が変わるということはよく知られています。本論文では、健康情報ビッグデータをもとに、背景要因の違いによる検査基準の変化をヒートマップ*を用いて視覚化する方法を提案しました。これにより、不眠の程度によるうつ病の検査基準を背景要因に応じて変えることができる可能性を示しました。本成果は健康診断の効率的な運用に貢献することが期待されます。本研究は、東北メディカル・メガバンク計画で実施された地域住民コホート調査結果を活用して行いました。
*ヒートマップ:2次元データの個々の値を色や濃淡として、一目で見える化したグラフ

タイトル: Visualization of Estimated Prevalence of CES-D Positivity Accounting for Background Factors and AIS Scores
著者: Matsuyama, T., Narita, A., Takanashi, M., Kogure, M., Sato, S., Nakamura, T., Nakane, H., Ogishima, S., Nagami, F., Nakaya, N., Tanno, K., Imaeda, T., Hozawa, A.
掲載誌: Scientific Reports
掲載日: 2022年10月21日
https://doi.org/10.1038/s41598-022-22266-1

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