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ポリプロピレンに長期間抗ウイルス活性を持たせる新しい立体コーティング技術

当社の平尾理恵、竹内久人らが行った研究が ACS Applied Materials & Interfaces に掲載されました。

新型コロナウイルスのパンデミック以降、長期にわたってウイルスを不活化する表面コーティング技術が望まれています。身の回りで広く使われるポリプロピレン(PP)は抗ウイルス加工の需要が特に高い素材ですが、表面エネルギーの低さによりコーティングが難しいという課題がありました。
本研究では、PPの新たなコーティング剤として、抗ウイルス剤として用いられる塩化ベンザルコニウムと類似した構造をもつ化合物に着目しました。この化合物の原料に紫外線照射などの処理を加えると、重合してポリマーを形成しながらPPと一体化することを発見しました。照射時間によってコーティング層の厚みを容易に制御でき、摩耗や傷に強く長期間抗ウイルス効果を維持できることを実証しました。本技術は素材の形状を問わずに抗ウイルス効果を付与でき、ウイルス感染の拡大防止に貢献することが期待されます。

本研究のイラストが雑誌の表紙の一つに使われています。
https://pubs.acs.org/toc/aamick/16/8

タイトル: Polypropylene-rendered Antiviral by Three-dimensionally Surface-grafted Poly(N-benzyl-4-vinylpyridinium bromide)
著者: Hirao, R., Takeuchi, H., Kawada, J., Ishida, N.
掲載誌: ACS Applied Materials & Interfaces
掲載日: 2024年2月11日
https://doi.org/10.1021/acsami.3c15125

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