「噴霧根元の状態でディーゼルノイズ内流れを表現した噴霧角予測手法」が
第73回自動車技術会 論文賞を受賞

当社の研究者が、第73回（2023年）自動車技術会論文賞を受賞しました。
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論文名：噴霧根元の状態でディーゼルノイズ内流れを表現した噴霧角予測手法

排ガス規制が強化されていく中、排気特性の改善には更なる燃料噴射制御が必須です。そのためには、制御対象のひとつである噴霧角に強く影響するノズル内流れをノズル設計に新たに取り入れることは有効と考えられます。
そこで、本論文ではノズル内流れ数値計算と実験式を組み合わせることで、ノズル内流れを詳細かつ簡便に反映できる噴霧角予測手法を構築しました。
ノズル内の流動状態と相関付けた噴霧根元挙動の特性を噴霧角予測モデルで考慮することにより、従来困難であったニードルリフト量や絞り位置の違いによる噴霧角変化を捉えられることを確認しました。
対象論文はこちら。

当社受賞者: 藤田彰利、井戸田芳典、河村清美
共同受賞者所属: 株式会社デンソー（論文発表時）

自動車技術会賞は、自動車工学および自動車技術の向上発展の奨励を目的に、自動車技術における多大な貢献・功績に対して贈られるものです。