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デンソーと共同で、第38回中日産業技術賞 経済産業大臣賞を受賞

当社は、株式会社デンソーと共同で、第38回中日産業技術賞 経済産業大臣賞を受賞しました(詳細はこちら)。

受賞テーマ:電動化自動車向け超低損失ダイオード一体型IGBT
当社担当者:山下侑佑、町田悟

自動車の電動化には、バッテリーの直流電流を交流に変換するインバータが必要です。従来このインバータには、交流に変換するためのIGBTというスイッチと、電気の流れを整えるダイオードというパワー半導体が用いられています。
今回、これらを一体化したダイオード一体型IGBTの低損失化に成功しました。これまでは、IGBTとダイオードのエネルギー損失を同時に低減することは困難でしたが、新しく考案したSMA構造により、損失を同時に低減するとともに、量産化まで成し遂げることができました。この技術によりインバータ1台当たりの半導体面積を60%減少し、コスト低減に貢献したことが、この度の受賞につながりました。

デンソー+中研の集合写真 (前列左から)
中部経済産業局 寺村英信局長、志満津孝所長、田辺稔貴部門長、中日新聞社 大島宇一郎社長

(後列左から)
菊田大悟研究領域リーダ、山下侑佑主任研究員、町田悟主任研究員

この賞は、日本経済の根幹をなす産業技術の発展に資することを目的に創設され、優れた技術・製品の開発に対し、中日新聞社より表彰されるものです。

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