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リチウムイオン電池のドライ成膜で性能向上と脱炭素を両立

当社の代永彩夏らが九州大学と共同で行った研究が Journal of Power Sources に掲載されました。

リチウムイオン二次電池の電極シートは、電極を構成する複数の粉末状の材料と溶媒を混ぜて作ったペーストを金属箔に塗って作製します。溶媒は材料粉末をシート状に塗りやすくする役割がありますが、電極としては不要なため、塗った後は乾燥させて除去します。この乾燥工程のCO2排出量が多いことが課題となっています。
そこで当社では、溶媒を使用せず、材料を粉末のまま金属箔に塗って電極を作製する「ドライ成膜法」に着目しました。ドライ成膜法はCO2排出を削減できるだけでなく、溶媒を使う従来の方法とは異なる電極構造を作れ、電池性能を高められる可能性があります。本研究では、粉末を混合する条件により、塗る前の粉末材料の配置を制御することで、電池性能の向上に適した電極構造を設計できることを明らかにしました。本研究は、カーボンニュートラルと電池性能向上を両立する新しい電極成膜プロセスの確立に寄与します。


タイトル: Effects of Dry Powder Mixing on Electrochemical Performance of Lithium-ion Battery Electrode Using Solvent-free Dry Forming Process
著者: Yonaga, A., Kawauchi, S., Mori, Y., Xuanchen, L., Ishikawa, S., Nunoshita, K., Inoue, G., Matsunaga, T.
掲載誌: Journal of Power Sources
掲載日: 2023年8月2日
https://doi.org/10.1016/j.jpowsour.2023.233466

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