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観葉植物が人に与える印象を葉の形状に基づいて分類する手法

当社の徳弘健郎らがパーク・コーポレーション parkERs、パソナ日本総務部、トヨタ自動車未来創生センターと共同で行った研究が Building and Environment に掲載されました。

室内に植物などの自然要素を取り入れた「バイオフィリア空間」は、ストレス軽減や心理的回復につながることが報告されており、知的生産性を高める空間要素としての観葉植物の役割が注目されています。室内緑化には多様な植物が用いられていますが、それぞれの植物の葉の形状が人にどのような印象を与えるかを調べた研究は、これまでほとんどありませんでした。

本研究では40種類の観葉植物を対象に、植物インテリアデザインの専門家による印象評価と、数値化された葉の形状を対応付けたマップを作成しました。このマップでは、小さな葉を持つ植物がリラックス感を与えることが示唆され、専門家と一般の参加者を対象としたアンケート調査からもその傾向が確認されました。本研究で提案した葉の形状に基づく印象分類手法は、空間の利用目的に応じた植物の選定やデザインを可能にし、人々の Well-Being 向上に貢献すると期待されます。

タイトル: Subjective Mapping of Indoor Plants Based on Leaf Shape Measurements to Select Suitable Plants for Indoor Landscapes
著者: Tokuhiro, K., Sugimoto, H., Ikeuchi, A., Tsujie, T., Wada, E., Muramatsu, M., Ohto, C.
掲載誌: Building and Environment
掲載日: 2025年5月15日
https://doi.org/10.1016/j.buildenv.2025.112828

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