エネルギー・CO2ゼロ

ENERGY MANAGEMENT / CO2 ZERO EMISSION

工場CO2ゼロへの取り組みは、未来社会に向けて最優先課題の一つです。私たちは地域の再生可能エネルギーと自動車工場における需給変動を考慮したエネルギーフローの全体設計を目指しています。例えば太陽光や風力などの再生可能エネルギーを水素へと高効率に変換する技術や余剰電力を水素として貯蔵する技術。さらには、工場から排出されるCO2を分離してメタンやメタノール等の燃料へ改質・変換する技術などにも取り組んでいます。
また、工場におけるエネルギー削減に関しても、消費が多い鋳造や熱処理などの加熱工程に着目して大幅な処理時間の短縮化や熱処理レスを可能にする革新工法、排熱エネルギーを貯蔵・輸送・再活用する化学蓄熱技術に取り組んでいます。

蓄熱量が高く反復利用できるカルシウム系蓄熱材

高い蓄熱量を有し、蓄えた熱を使いたい時に反復して利用できるカルシウム系蓄熱材を開発しました。石灰を主原料として少量の粘土鉱物を分散させたものを高密度で成型・結着させてプレート状の形態としたものです。本技術により、高い蓄熱量を有しつつ、従来技術を遥かに凌ぐ数千回の反復利用が可能となりました。本蓄熱材を利用した蓄熱システムを工場に設置・実証した結果、燃焼式ボイラーの蒸気利用に対してCO2排出量の80%削減が試算されました。(近江鉱業、愛知製鋼との共同開発)

蓄熱量が高く反復利用できるカルシウム系蓄熱材の概要図

廃熱で駆動する車載用吸着式ヒートポンプ

廃熱で駆動する吸着式ヒートポンプを小型化するために、ハニカム型吸着材成型体、液保持型蒸発凝縮器をトヨタ自動車株式会社と共同で開発しました。これらをシステムとして実証・評価し、車載検討が可能な水準の出力密度を達成しました。

廃熱で駆動する車載用吸着式ヒートポンプの概要図
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