電動化

ELECTRIFICATION

世界中でCO2による地球温暖化が進んでいます。この抑制には、従来のエンジン車よりもCO2排出量が少ないハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FC)の大幅な普及が必要となります。これらHEV、PHV、FCのように、動力源をエンジンから電気モーターに変えていくことを「電動化」と呼び、それらを支える重要部品として電池やモーター、そして、それを制御するパワーコントロールユニット(PCU)などがあります。
私たちは、次世代のHEV、PHV、FCを見据え、高出力と高効率を両立するモーターや、高効率で低損失なインバータ・コンバータ、また、それらを構成するパワー半導体の研究に取り組んでいます。

Liイオン電池監視IC用パワーデバイス(MOSFET)

少数のICチップで、電池の充放電状態を高精度に管理できるデバイス技術を開発しました。層間絶縁膜をゲートに拡張することで、監視ICにおいて世界初となるゲート耐圧280VのMOSFET*が実現し、サイズ1/3、監視電池セル容量1.2倍のICが可能となりました。本技術は、2020年2月発売のTOYOTAヤリスに搭載されました。(デンソーと共同開発)
* MOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field-effect Transistor

Liイオン電池監視IC用パワーデバイス(MOSFET)の概要図

HV用RC-IGBT

ハイブリッド車のPCU小型化を実現するパワーデバイス低損失化技術を開発しました。3次元シミュレーションによるチップ構造最適化およびHe照射による欠陥導入を用いて、従来、車載用大容量チップでは困難であったRC-IGBT*の低損失化を実現し、デバイスサイズの25%減を達成しました。本技術は、2020年2月にトヨタヤリスに採用されました。(トヨタ自動車、デンソーと共同開発)
* RC-IGBT: Reverse Conducting Insulated Gate Bipolar Transistor  

HV用RC-IGBTの概要図
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